タブチキヨシさんと○○から考えるこれからの時代のお家づくり

一番、最初にそれを感じたのが 

神社仏閣に入るときです。

入るとシャキッとした気持ちになるので

不思議だなと思っていました。

 

何も考えられていない建売とか

アパートとかに入ると何も考えてない から

何の気持ちも動かないですよね。

でも、ちょっと「こだわり」っていうか

「考えた形跡」があるアパートとか建売とかだと

 ああなんか ここ好きっていうものが

あったりするじゃないですか

 

何で朝から 宗教みたいな話してるかというと

「 建物って生き物」だと思うんだよね

 

だから作り手の考え方で建物っていう

生き物が変わるので

作り手が考えたらそうなるし

間取り も一緒だと思うんです。

 

例えば、「間取り集」ってありますよね。

50個 間取りを作ることが目標になってるので

1個1個の間取りに愛情注入なんてしないですよね。

その人が悪いわけじゃなくて、50個つくるが目的なので、そういう考え方の間取りです。

 

私は

「 建物って生き物」って思うので

一個一個を想像する

思いを入れるって事が

重要かなって思っています。

 

ワクワクしたら

キャーってなるから

わくわくするってことを大事にしています。

 

 基本 皆さん知ってると思うけど

私は間取り変態なので

人が住む気持ちよさとか楽しさ っていうのを

想像して書くようにしているので

それが 結果 間取りがそういう風に見えるということです。

 

綺麗に書こうとした間取りは、

綺麗に書こうとしたんだなって見えるし、

ワクワクを入り方にしてるので

ワクワク、キャーという間取りになります。

タブチさんが建物は生き物っていうのと一緒で

私は家づくりは生ものだと思ってるんですよ

結婚式もそうなんですけど

その時その時の作り手とか

建てられるお客様の感情とかで

物は変わっていくし

 

その時の気持ちとか

将来の気持ちとかでどうにもなるし

腐りもするし 熟成もするっと

思っているのでこの会話ができるのがめっちゃ楽しいです

 

そこを大事にしてたら

建物が守ってくれるというか

建物が変わってくれるので って感じですよ。

邪気が入らない様におもっています。

タブチさんの経歴としてはハウスメーカーにいらっしゃったんですよね？

そうですね、売れてるスーパー営業マンで

支店長をやって数十名部下がいた時代がありました。

そこの会社が倒産して今に至るっていう感じです

今のその「建物は生き物だな」 とか

「わくわく」 を意識して思い始めたきっかけてあるんですか？

起業して初めてのお客様が

「&home 」っていう本を持ってきたんです。

それで、その本に載りたいっていうんですね。

営業マン時代はそういう本を見たことがなかったので

面白いなあと思って読みました。

 

デザインも好きなので間取りを手書きで書いて

その後、実際に「&home 」に載る事が出来ました。

その反響が大きくてすごい売れたんです。

なので、そのお客様と出会わなかったら気づけなかったです。

 すごい 分岐点ですね ！

その1組の最初のお客様で

今のスタイルの

「手書き」「ワクワク」っていう形になってきたんですね

可愛いフランス 片田舎風な家っていうのが

流行った時でそのトレンドにのりました。

 

手書き間取りを書いて

インスタで5万2000人フォロワーがいて

角川 からも本が出ました。

 

トレンドが変わり

そのデザインが受けなくなって

落ちていきましたね 。

そういうのも一度経験してます

それも自分の強みです

 

そんなことがあったんですね。

そのあとに

お客様の何か ウヒヒや わくわくできる

ポイントスペースや見所を盛り込むようになったんですか？

それから本当にデザインをたくさんして

その数年間で（3年ぐらいかな？）

約150棟  建てましたね ！

デザインを何万通り考えてきて

デザインをする上で一番大切にしている事って何かありますか？

まあ ベタなんですが

 四角く作るようにしています。

 ガタガタにしないようにシンプルにしていて

その中に斜め だったりアールはあるんだけど

基本原則、外枠は四角です。 

「四角く」「 階段の位置」「 朝日」

この3つぐらいを考えてます

今までの家づくりで、めちゃめちゃ大変だった

とっても悩んだとか ありますか？

これもちょっと答えは基本的にはないです。

どんなお客さんが来ても全然大丈夫です。

それは 作りながら調べながら するルーティンがあるので 

不得意なものはあるにしても

できないことはないかな って思っています

 

 今一番苦しいし、乗り越えたいなって思ってるのは 

「別荘 案件」や「 賃貸 案件」です。

 

価格を抑える ではなくて 「利回り」 なんですね。

資産価値が高い建物で、高さと利回りっていう

そのバランスですね。

これは わくわくキャーとはならないので

そのデザイナーとしては苦しいかな って思っています 

 

お客様の要望を聞きながら精進するのは、まだ頑張れるので乗り越えれるなっていう感じですね。

不特定多数の利用する所って

リアルな その人の要望 っていうのが

はっきりないですもんね

 

タブチさんは、

コミュニケーションがめちゃくちゃお上手だし、

ワクワクすることを提案したりも上手だと思うんですけど

 

お客さんから 要望を聞く時って

どういうところを重点的に聞いてるとか

一番最初 何から聞いてるとかありますか？

原則 うちのお客さんは、

私に断られてる人が多いんです。

 

タブチさん好きっていう人は、結構難しくて

タブチさんの「デザイン・  建物が好き」って人は

契約になるんです。

 

例えば

私は、野球の中日ファン なんだけど

巨人ファンに中日のファンの良さを伝えても

ファンにならないでしょ。

その冷たさはすごくあって

営業努力するつもりはないです。

詐欺行為になるので無理ですね っていう会話になります

 

方向性 好みとかが似ている人とシェアして

こうやって行けばいいなって思っています。

 

なので困ることがないというか

楽しいことしかないかな っていう感覚です。

タブチさんの間取り短編小説があるじゃないですか

あれを読んで グってくる人って

タブチさんの考え方とかお家作りの方向性に

グッとくる方だと思うから

そこにひかれて連絡を取ってみたいなとか

相談してみたいなって思う人だけが来るって事ですね

最近のお客さんはこだわりがない方が増えてきてます。

業務委託の仕事もたくさんやってるので、

そこではタブチファンではないので

その人がやりたいことを その会社がやりたいことを徹底的にヒアリングしてタブチの考えを一切入れずにやることも出来ます

お客さんも 家づくりを誰にお願いしようとか

人生の分岐点ぐらい大事じゃないですか

 

誰と一緒に家を作るか

 誰に自分の生活を見せるかっていうぐらい

すごいことだと思うんですよね

家づくり お願いする事ってだから

 

例えば極端な話 肌着はどこに置きますか

とか、その人に言える？っていう

 

それを言える人と一緒に家づくりをしてほしいなと思うし

探す方からしたらこの考え方 好きだなっていう人と

出会えてほしいなって思っているので

今回コラボ ライブをお願いしたんです。

 考え方もだし

大事なのは「それはないわあ、タブチさん」って

お客様から言われますね。

そういうのが言える関係が大事だと思います。

「勉強になりましたわ」っていう人は帰ってこないです 

言い合える関係じゃないといけないんですよ。

実は2月に出演された「マツコの知らない世界」みてないんですよ。ほんとうにごめんなさい。

だけどいろんな人が記事にしてくれてたので

内容は分かったんですけど

 

メディアに出たり、インスタグラムや本など

表に出すってことを精力的にされていると思うんですけど

そういう活動で伝えたいことってありますか？

基本的には ビジネスじゃないですか

売り上げ、集客、営業をしていかないといけないけど

すごく時代が変わって

営業をしようとすると人は遠ざかっていきます。

 

一番大事なのは愛があるって事を

しっかり伝えるってことだと思います。

 

「愛力」をどういう風に コンテンツ化するかって

いうのをすごく気にしてます。

愛を偽善者と捉われない時代なので

「建物が生き物」っていう考え方もそうだし

 それをどうやって伝えていくかなってことを注意してます 。

 

自分は休日がないので

ずっと朝から晩まで ハッピーな生活をしています。

ワークライフというかライフですよね

変な 邪気が入ると変なストレスが入るから

邪気のない、愛のある生活をしています。

だからかな？タブチさんと

LINE したりすると私の中に

「邪気はないかい」っていう

自分をちょっと見直す 感じになります

 

 なんとなく自分の中の邪気を取り払おう

逆に言うと自分の中の どういうところに

愛があるかなとか

お客様への愛情とかをちゃんと伝えられているのかな

って自分を振り返るみたいなことがあります 

自分がこう言ってるのは

自分が邪気に引っ張られるから

それを 断とうしているところがあります。

人間だから邪気がない人間なんていないと思うので

そこはいい意味で背筋伸ばして

ニコニコしていくしかないですよね