株式会社樹

ウィリアム・モリス展の感想

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あい子目線で語るウィリアム・モリスのデザイン

あい子目線で語るウィリアム・モリスのデザイン

2023/10/26

あい子

ウィリアム・モリス
英国の風景とともにめぐる
デザインの軌跡展に行ってきました!!

ウィリアム・モリスさんってどんな人?

(1834年3月24日 - 1896年10月3日)

 

19世紀イギリスのテキスタイルデザイナー
詩人、ファンタジー作家、アーティスト(作家)
印刷者、翻訳家、建築保護運動家、社会主義活動家

及びこれら多方面に関わる
アーツ・アンド・クラフツ運動主導者。
多方面で精力的に活動し、それぞれの分野で
大きな業績を挙げた。(wikipediaより)

150年以上の時を超えて 今なお愛されるモリスの人生とデザイン
展覧会に行って私なりに感じたことを語りました!

この時のInstagramは コチラ

詳しくウィリアム・モリスさんの歴史をいうと・・・

ウィリアム・モリスは

証券仲買人の子としてロンドン北部の裕福な家庭に生まれました。

 

はじめて芸術として触れた印象的なものは、

エリザベス女王の狩猟小屋の中にあった

「刺繍が施してあるタペストリー」だったそうです。

 

オックスフォード大学に入り、聖職者になることを志していた所

友人エドワード・バーン=ジョーンズらとフランスに旅行した時に、

色々な人に会い「芸術家」になる事に進路をかえました。

 

その後、建築家ストリートの事務所に入ったり

インテリア装飾や詩集の自費出版などを行いました。

 

また画家ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティに弟子入りしました。

ロセッティのところにいたモデルのジェインと恋に落ち、結婚。

 

設計から施工を、仲間と考えて

レッド・ハウス(赤い家)という新居をつくりました。

モリス・マーシャル・フォークナー商会を設立し、

ステンドグラス、壁画、タイルなど、主に内装の仕事をしました。

その頃に、妻のジェインと、師匠であるロセッティの仲が深まり会社を解散し

 

バーンと共に、新にウィリアムモリス商会を設立しました。

ファブリック系(織物、カーテン、タペストリー、ラグや

壁装飾用の布)に力をいれた会社でした。

 

有名なテクスチャ

↓兄弟うさぎ(テキスタイル)1882年 木版、色刷り、インディゴ抜染、木綿

インディゴ抜染の研究に取り組みます。

 

合成染料が急速に普及し、

天然染料が衰退の一途をたどっていたものの、

インディゴによる深い青色は

当時一般的だった合成染料では得がたいものでした。

私が感じたこと その①

150年経った今、アーツアンドクラフツ運動の考え方にまた時代が返っている!!

産業革命が起こる前までは

工房にいる職人さんが技を磨き、

弟子を育て大量には作れないけど

少しでも良いものを作ろうという

クラフトマンシップでお仕事をしていました。

 

デザインの根本が

人生を豊かにするっていう

考え方を持っていたモリスは、

産業革命による

大量生産による安価で粗悪な商品

使い捨ての考え方が周りに根付いていて

それに対して、

 

中世の手仕事にかえり、

生活と芸術を統一することを想い

大切にしたいと

アーツアンドクラフツ運動を起こしました。

 

 

今現代に置き換えると、

「情報の多さ」ってありませんか?

どこでも、なんでも、手に入れられる

一つの情報の価値が低くなる。

 

便利さと比例して出てくるけれど・・・

 

「長く使えるものを愛して

 近くに置いて使いましょう」

 

いまは環境破壊の部分もあるし、

時代は戻っているというか、

同じようなタイミングだなって思います。

 

私は、

・サスティナブル 継続可能な地球環境を目指そう!
・エシカル 地球環境や生産者を意識した消費行動
・ウェルビーイングとは、身体的・精神的・社会的に良好な状態

の気持ちを大事に思っています。

 

だから、

この時代の方(200年前)も、こういう同じ価値観を思って

後世に残していこうとしていたんだなあというのと、

モリスの考えを、色んな人が伝えていってくれているから

いま生きている私が知ることができるわけなので

時代はいま200年前に戻ってるなあと思いました。

私が感じたこと その②

やりたいことやってる人だな~🙌笑
伝えること・行動すること

タペストリー作りたい!

ラグの研究をしたい!

絵を描きたい!

詩を書きたい!小説を書きたい!

人々に概念を伝えたい!

印刷技術があるので、プリント技術で本当にいい本を作りたい!

何百冊と本も出されています。

 

やりたい事を、みんなでしようよ!と、

会社をおこし

また別の新しい会社をおこし

運動をおこし

色々なことをされています。

 

そのモリスさんが残した有名な言葉。

「Have nothing in your house that you do not know to be usuful,

or believe to be beautiful.」

― 役に立たないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない。―

 

ぜひ、この言葉を思い出しながら

家の中を素敵な空間にしてみてくださいね!

 

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