私が最近、一歩成長した話

ちゅーピー住宅展示場
「マイホーム応援！住まいるフェア」
セミナー2024年5月12日（日）

 

ワークショップでムードボードづくりをしました。

事前に
「余っている壁紙や材料がありませんか」
って企業さんたちにお願いしたところ
いろんな業者さんから提供していただきました。
ありがとうございました！

 

余ってるから捨てちゃう・・・より
利用していくことって大事ですよね。

おかげさまで、楽しいワークショップになりました。

インテリアコーディネーターの本当のところ

インテリアコーディネーターって
職業としてすごいワクワク
楽しそうな仕事っていう
イメージがありますか？

業務委託で
ホームメーカーに入った時

 

お客様からしたら
間取りなど設計士さんと決めて
そのあと
コーディネーターとの打ち合わせが
２～３回あります。

お家の色々な事を決めるから
決める事が多くてお客様は大変だろうなって
思うけど
「壁紙を決めるの楽しかったです」とか
言ってくださる事も多いです。

だけど・・・
実際のICがどういう仕事か

見えないかなって思うので

リアルに、こういう心の動きで仕事をしているんだなって
いうのをちょっと話そうと思います。

私が最近、一歩成長した話

「トータルでコーディネートをお願いしたいんです」
って依頼がありました。

最初に
トータルコーディネートっていうのは
「どういうことをするのか」って説明をしました。

 

コーディネートとして
「ここから、ここまで」の詳しい内容や
ここも悩むだろうなあって思った所や
実際住んだ後の状況まで考えて
サポート内容とお値段の提案しました。

 

それでお願いしますって
契約したんですけど

 

後になって
全部、含まれていれば
いいわけではないって
感じたんです。

 

なぜかというと
あれも、これもプランして
そういう感じになるなあ、と

ベストなプランの
フルフルのイメージシートも
作ってみたんですが・・・

 

いざ詳細を見せてみると、
お客様の反応は・・・
跳ね返されたというか。

 

あまり良くなかったんですね。

こちらの知識的な部分で
こういう風にみえるから、
こういう風にしたほうがいいよって
あるんですけど、
お客様の生活がどう変わるかっていうところを
話しても・・・

 

変えたら良くなるかもしれないけど
「変えたくない」

っていう感じの反応

 

それで
「今の感じが安心しますよね」
っていう内容になったんです。

なにか提案をするたびに
「うーん、でもなあ」っていう反応が
多かったんですね。

でもそれって
コーディネーター的に

私がここまでしてあげたい
「これくらいまで出来るから」
ってそれが素敵で可能なら
してあげたいじゃん
って思う私の気持ちと

 

お客様としては
全部提案して欲しいわけじゃない。

 

その気持ちが
「まじりあわないな」っていうのを
感じたんです

・全部を丸投げしたい人
・一緒に同時進行で伴走したい人
・困った時だけアドバイスして欲しい人

プロに頼むっていっても
いろんなタイプの人がいるけど
最終的に決めるのはお客様じゃないですか。

そのあたりの感覚ですよね。

お客様が決めるんだけど
こういう風に決めたほうがいいよっていう
「圧」をかけすぎてたかな・・・

コーディーネーターから見ての「ベスト」とお客様の「これがいい」の差

今回のお客様は
「こういうのがいい」っていうのが
ちゃんと言えるタイプでした。

なので
意思疎通ができるからよかったんですが
言えないタイプだったら、圧に負けますよね。

コーディネーターだからといって
これがベストって思いすぎない事も大事

頭では分かっても
投げかけてあげたり
提案したり
こっちのことは捨てて
相手のいうことを
一旦、全部受け入れるのも大事かな

 

お客様の生活が第一だなって実感して
反省しました。

仕事を長くしてたら、そうなるのが
一番危険なのかなって思いました

 

聞き入れているつもりってなってて
実際「聞き入れていない」こと。
相手の事を考えているつもりだけど
本当はそうじゃなくなっている事に
「気づきたくない」みたいな。

 

インテリアコーディネートとして

最終、私が決めてる訳じゃないけど
その空間がいいなって想えるかどうかって
私が関わったことで左右するって
怖いなって思うわけです。

 

その空間を作った責任っていうか
背中をおした責任というかね。

 

そこで生活するのが自分なら
失敗しても「ま、いっか」ってなるけど

そこで暮らすお客様が
もし「失敗したな」って思ったら
怖いなって思いました。

 

だから、押し付けにならないように
だけど、どういう観点で
決めていますかっていう

お客様を優先した上で
お客様にも気持ちよく進んでくれているのか
確認しながらする事の大事さを感じました。

最近、色々な仕事依頼をいただいて
・工程を組む
・材料を手配したりとか
物理的なぎりぎりガールになってます。
いっぱいあって頭が追い付かないんです。

だけど、忘れてはいけないですね。

寄り添い力

今日のお話は、
寄り添い力が大事なんだよねって内容でした。
長い事、仕事をしていると、つい疎かになる感覚が
ありませんか。

 

自分が寄り添ってもらう体験をするのも
いいかなって思います。

・いいマスターがいる店
・接客の上手な宿

すごいなって思う体験に自分から触れにいく。

そういう事で、「寄り添う」「寄り添ってもらう」
感覚を大事にしていきたいなと思います。
 

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